08日(木)「こころが目覚めたとき眼前に背景が広がっているのならそれは昨日の続き」
07日(水)「こころの表面を水滴が滑り落ちるとき宇宙の表面に絶望が流れ落ちている」
06日(火)「こころは押し寄せる波と足踏みは共時的には両立できないことを自覚する」
05日(月)「こころが遊ぶ太陽の雫は虹色の分子が構成する錯視に反逆したのでしょう」
04日(日)「こころに舞い降りた蓮華に押し潰される大地の箱庭にも楽園はあったのだ」
03日(土)「こころが強さを求める罪悪感が歪んでいることも多重の圧力に矯正される」
02日(金)「こころは巨大な円柱の地底に住む草花を見ていたいから理解を恐れるのだ」
01日(木)「こころの瞳を曇らせる黒い蓋は鏡に映る視線に悪意のない嘲笑を作らせる」



30日(水)「こころの安寧に降り積もる怠惰の雪を払うなら深緑の雪だるまは作れない」
29日(火)「こころに借りる夜霧の通行料は太陽の支配よりも裏切りの背徳感を恐れる」
28日(月)「こころが修得する無為の法は欠損する生命の果実を芳醇な大地の糧とする」
27日(日)「こころを書棚の幸福に沈める浅薄な計算は鳩の歩みを軽々と横目に見やる」
26日(土)「こころは藁葺きの住まいに安住するのにどうして煉瓦の犬小屋を造るのか」
25日(金)「こころの洗剤はお札を漂白する楽しさの夜を洗い流すときに泡を立たせる」
24日(木)「こころは留まることを知っているのだから人は変化を受容して良いのです」
23日(水)「こころが後悔を予測し続けるときに目先の幸福を軽んじることはできない」
22日(火)「こころの鳥が埋まらないのなら活力の種を蒔いても埋まったままでしょう」
21日(月)「こころが寒天を始めると透明な細胞が時間の管を夜に向かって進み始める」
20日(日)「こころを止める文字群の脂肪は鋭さを欠いた意欲と同じであるのが哀しい」
19日(土)「こころは古き衣をまとって居酒屋に舞い降りた仮面に変化する時節をみる」
18日(金)「こころの朝は完全に溶けて満足感になるので五年後の自分を無視できない」
17日(木)「こころは久々の応答に社会の営みを感じてもそれに流されることは避ける」
16日(水)「こころの胆力にも汗はやはり伴うのだから欲望の放射熱は自重するに限る」
15日(火)「こころが力の抜けた熱さを鍛え続けているのは刀に鞘を収めるためでした」
14日(月)「こころは日常のうねりに学究はないと断じる切れ味を悪いと思わなかった」
13日(日)「こころに曖昧な連呼を求める箱庭に飛び込むとしたら革命的な欲動のせい」
12日(土)「こころを棚にしたときに乗せられるのはやはり餅とか蜜柑とか日本酒とか」
11日(金)「こころが笑い包むのは状況に広がる自己の影を内側として取り込むためさ」
10日(木)「こころの追随を許さない笹の舟は待ち続けるように進むつもりで沼に沈む」
09日(水)「こころは決めた瞬間に転化するの頭の回転を指先から放出しようとします」
08日(火)「こころが用意する鏡の胸像に刺さる紫色の視線は曲線を描いて周囲を回る」
07日(月)「こころに頭痛の樹が育つなら眼球はどこにあるのかと小鳥は問うわけです」
06日(日)「こころが研ぎ澄ます内奥の器の繊細さは飛び交う文字列に埋め尽くされる」
05日(土)「こころは記憶する未来と会話する高鳴りに昔の痛みを展示することはない」
04日(金)「こころをみねうちされると切れないものがおかしいほど切れるようになる」
03日(木)「こころが明けたときに終わる瞬間は普段よりも高速道路を飛ばすので危険」
02日(水)「こころに踊る知識の七面鳥は儚さを忘れさせるほどの戸惑いは惹起しない」
01日(火)「こころは喉に忍び寄る胸の苦しみを灰色の流れに透かすと蓋のなかに倒す」



31日(月)「こころが過ぎ去った笑顔に思いを馳せるときに微笑みは現実と踊るのです」
30日(日)「こころを包囲する保温庫は称賛の後押しを眼前に吊るしつつ兵糧攻めする」
29日(土)「こころの浮き輪的形式における網の目は太陽が運行しうる空間を構成する」
28日(金)「こころが鯖を締めて年齢の棚に乗せるのに神様は寝たまま見向きもしない」
27日(木)「こころは釜に盛られた壊れた玩具を眺めて腰まで浸かった沼の重さを知る」
26日(水)「こころに張られた虚実の皮膜は両脚を夕闇に溶かした鳥の還る大地でした」
25日(火)「こころの笑う瞬間に振り向けられた期待と諦念は実現しないと出現しない」
24日(月)「こころが君を待たないのは過去の時間と未来の空間が壊れてしまうからだ」
23日(日)「こころと味噌の合わさる夕暮れに埋まる書籍を両目の耳の欠片は黙認する」
22日(土)「こころが憂慮する落葉はビニールの幻想に映る現在を未来から眺めたもの」
21日(金)「こころは塗り込められた暗雲を横目に笑いながら浅はかな足取りを続ける」
20日(木)「こころは始まりの長さに歪む空間を眺める鯨の背中に乗っている夢を見る」
19日(水)「こころに霞む景色に漂う鈍痛は絡まる紐を身震いして払い落としてしまう」
18日(火)「こころと話す歩ける扉は無邪気に笑うようになったが少しも油断できない」
17日(月)「こころが羊羹を切られる宇宙にいないのなら泳ぎながら糖分を箱にしよう」
16日(日)「こころは書き連ねる毎日の絵札をきれいに並べてしまう神経を裏切れない」
15日(土)「こころにこころの世界があるのならルパンにはルパンの世界があるのです」
14日(金)「こころの正面は誰だったろうかと裏口に問いかけようとしたらサブちゃん」
13日(木)「こころの細胞は水分を摂るままに風船を膨らませて一日を豊かに捨て去る」
12日(水)「こころが従いたいと思うようなこころに従うのもなかなか難しいものです」
11日(火)「こころを走らせる空白に収められる定項は欠けた名前を米糊で繋いだもの」
10日(月)「こころに黄緑色の錠剤を投与すると二ヶ月を思い起こす未来が想起される」
09日(日)「こころの作業を談笑しつつ攻略できるなら関係に能力は伸ばされるだろう」
08日(土)「こころが空気を着色するには血肉を掲げてコンドルを呼ぶ必要があります」
07日(金)「こころの湯煙は情緒を伴う以前にドライアイスを投入された可能性がある」
06日(木)「こころは追いついても仕方がないのにそれでも追いつかずにはいられない」
05日(水)「こころの大陸棚は苦手な状況には慣れることを選ぶときに深海に席を譲る」
04日(火)「こころを埋める努力は開放されていた栄養を土に返すことを中断すること」
03日(月)「こころが止まるときに動き出すエンジンは忘却炉と隣接するため注意せよ」
02月(日)「こころの満足を納得に変更するとき納豆の認識は虹色のねばねばでしょう」
01日(土)「こころが企業を訪問して記憶から消滅するには全世界を敵にするしかない」



29日(金)「こころは川の流れに川の流れを接続して繋がりの渓流を山麓の裾野に作る」
28日(木)「こころは文字の底にいると割り切れるときに自転車は自ずから走り出せる」
27日(水)「こころが同期するというのは出来事の持続がそのなかで生きているからさ」
26日(火)「こころの変化を好むときに人は動かない生命を前提にまわして神秘にする」
25日(月)「こころが無視を表現するには表現の系列にのみ姿を晒している必要がある」
24日(日)「こころは褒める以外に支援することのできない空間に押し潰されてしまう」
23日(土)「こころの面白い引き出しの開け方を音声の繰り返しのなかに閉まいました」
22日(金)「こころは戻ってきた時間に青い言葉を返送するのなら焦りはないのでした」
21日(木)「こころに不意に向けられたフォークは説明できないことの失望を隠さない」
20日(水)「こころが誘われた意図を想像していないふりをするのは自意識過剰でした」
19日(火)「こころと鑑識の思惑は化粧の奥にある記憶を掘り返したあとに埋めること」
18日(月)「こころに生命を感じる暇はないし太陽もまた時間を感じる暇はないのです」
17日(日)「こころに住み着いた三人組の宴会に桜も加わって植物も酩酊しだしました」
16日(土)「こころを丹前で覆い隠すには黒いベルベットの長袖を背景に溶け込まそう」
15日(金)「こころは忘れていた歳月と曜日の溶ける真昼の窓に雪景色を見続けている」
14日(木)「こころの眼球は白い空気にあたっても締め付ける痛みを部屋の中に感じる」
13日(水)「こころを三日も漬け込むと着地した砂に埋もれる日々も目を覚ますだろう」
12日(火)「こころが張りを保つために外堀を埋めるとき内堀も埋めてしまうと危ない」
11日(月)「こころに投薬するとき水になるのは休養なのだとしたらタイムラグがある」
10日(日)「こころは記憶の外側にある忘却に名前を尋ねるけれど涙は言葉にならない」
09日(土)「こころに浸る石のゆらめきは時間をかけて形を成さないとすっと消え去る」
08日(金)「こころが暖かさに鈍って優しさを求めるときほど白々しいときはないのだ」
07日(木)「こころの指先は動きを忘れていることを言葉にしても言い訳にはならない」
06日(水)「こころの横浜は工事しているのに流れる赤血球は留まることはないのです」
05日(火)「こころは肌に風の体温を感じるときに混沌とした文学女性に辟易とされる」
04日(月)「こころが目薬に冷やされるとき椅子の背骨は役割を発散させたりもします」
03日(日)「こころの誓いを言葉にするとき不惑の動物園は静かに集客を安定させます」
02日(土)「こころは一週間で地下から浮上する眼差しに後ろめたさを隠そうとしない」
01日(金)「こころの経済力は本性の要望を必要なものとして用意している配慮にある」



31日(木)「こころを書き続ける幽霊は言葉の階段を常に頭上の地面の斜めに配置する」
30日(水)「こころは過去の書籍を微分するということの衒学さに首の骨を折りました」
29日(火)「こころに海を渡る証明の存在を知らせるとき子供の遊びは裏付けを持った」
28日(月)「こころが飲み続ける憂鬱には平面から逃れた精神が放射する光も届かない」
27日(日)「こころも三ヶ月をいったりきたりして補完を達成することに期待している」
26日(土)「こころはリンクの途中に熱中症になりつつ河川に荷物以上の役割を認める」
25日(金)「こころはキキョウに癒されて液体の甘さの裏側に苦味を想像するのでした」
24日(木)「こころが閉まるドアの音を静かに折りたたむとき夕方の香りは哀愁を抱く」
23日(水)「こころの骨を拾うときに潤滑油が必要なのは砕けて軋む音を忘れるためさ」
22日(火)「こころに奢らせる交通費を計上しないときに代わりになるのは名誉だろう」
21日(月)「こころは泊まる椅子の柔らかさを気概を盾に遠慮するから両肩は鉄になる」
20日(日)「こころの吸う空間は道程を進む眼差しに醸造されて目的地に充満している」
19日(土)「こころが嘆いているのは嘆いている自分を絶望できない境界にいるからさ」
18日(金)「こころに黄身を乗せて乾かしたらキャノピィになりそうですがなりません」
17日(木)「こころは悲劇の巻き寿司を包む丁寧に伸ばした記憶に穴を開けようとする」
16日(水)「こころの崖に掴まる右手の足元には地面があるので左手は崖を撫でている」
15日(火)「こころが送る時間と期待と味噌と微熱は除雪車の運転音をカーテンに映す」
14日(月)「こころに許される河馬の摂取量はムーミンに依存するため魚はキスをする」
13日(日)「こころは実行するために実行しようと思うことがもはやできないのでした」
12日(土)「こころのもらうライターは着火されない飾りだとしてもライターではある」
11日(金)「こころを染める右側からの圧力は赤い文字を躍らせるときに慎重に留まる」
10日(木)「こころが話題を殺して余裕を食っているときに寒さは足元を舐めています」
09日(水)「こころに疲れを貯める召使は辛味の練りこまれたケーキに舌鼓を打ちます」
08日(火)「こころはチョコよりもゴディバに目を惹かれたことに気付いて胸に刺さる」
07日(月)「こころに突っ伏している机は半眼になる笑いのなかにアルコールを溶かす」
06日(日)「こころの不感症は刺激の減少に伴って深度を求めた帰結でもあるのでした」
05日(土)「こころに踊る疼痛は豊かな田園に収束する後頭部の重みに栄養を供給する」
04日(金)「こころが煙を察知できない状態になるまで三枚のマンホールは道を閉ざす」
03日(木)「こころの図式は中空に浮かぶ影のように一般的なやり方では知覚できない」
02日(水)「こころを画面の動きに満たさせると焦点は滲みながら視界に溶け込みだす」
01日(火)「こころにお寿司の煉瓦を敷き詰めていた雪達磨は徐々に砕けて隙間を隠す」



31日(月)「こころは錯覚する帽子を述定しようとする行列の振る舞いに日常を感じる」
30日(日)「こころの内容は力を伴って初めて生命を感じさせる現実になるのでしょう」
29日(土)「こころに白い怪我のあとを見付けるときに視線はさまよい会話は途切れる」
28日(金)「こころはやめられない時間のなかに岩を浮かせることもできずに苦悩する」
27日(木)「こころは空間の微細な分析を通して構成される全体を収める器と仲が良い」
26日(水)「こころを赤い人に笑われたときに立ち込める煙は香ばしい胡椒の香りです」
25日(火)「こころの報告はガラス像の表面に張り付いて初めて示唆されるものでした」
24日(月)「こころは黄色い矢印の角の横を通って懐かしい人に会いに向かったのです」
23日(日)「こころが動き回るとき彼は生命力を使い果たしていることに気付いている」
22日(土)「こころはどうして死のうとするのかと栄養のある土を掘り起こすのも良い」
21日(金)「こころに言い訳することは島の周りに対応する紐を巡らせるようなことだ」
20日(木)「こころと合わない流れに笑顔を突き刺すのは器用さであり不誠実ではない」
19日(水)「こころに被せた紫色の屋根は辺りの景色を曖昧にせよ映しこむ働きをする」
18日(火)「こころの鈍痛を麻痺させる霧状の敷布は拡散させる視野を丁寧に包み込む」
17日(月)「こころに付け加えられる言葉はナンセンスではあるが無価値とは限らない」
16日(日)「こころの周囲を片付けるとカーテンは静かになるけれど窓は開け放たれる」
15日(土)「こころを横にして電気を流すときには前面の穴を閉じることが重要でした」
14日(金)「こころにも友達が必要だからといって二匹の鹿を寄り添わせてはいけない」
13日(木)「こころの唸りを扇風機に冷やさせるときに取り払われた器にも埃は積もる」
12日(水)「こころは時間の流れのなかにいないことになっていることに気付きだした」
11日(火)「こころは温風に蒸発させられる水分を外部に委託しても足元を冷やされる」
10日(月)「こころが平穏を流れのなかに求めるのは東洋の空の青さに雲を見るからだ」
09日(日)「こころに訊いたときに流れる感情を言葉に託すのを拒否するなら忘れよう」
08日(土)「こころの健やかさが健康によって導かれるのではないから箱に天井はない」
07日(金)「こころはたしかに壊れうるのだが壊れていなかったことは一度もなかった」
06日(木)「こころに役立つものは壊れた場所から作られるのに壊れることは望めない」
05日(水)「こころをさらに豊かにする必要はなかったことに豊かさは気付いてしまう」
04日(火)「こころが働いていないと死ぬというのは無言や視線に圧殺されるからです」
03日(月)「こころに付いた脂肪は健康で幸福な証拠だからこそ焼いて食われてしまう」
02日(日)「こころはどうして踊っていることができたのかにはもう構ってはいけない」
01日(土)「こころの視線はもはや生命を知ることもできないし感じることもできない」



30日(金)「こころが強さを自覚するときに視線は四角い光景の中に黒い屋上を感じる」
29日(木)「こころの紫の樹に黄色い蛇と焼酎をかけると小舟は山の裾から巨大化する」
28日(水)「こころは二匹の茶色い太線に無視を決め込まれているときに打鍵するのだ」
27日(火)「こころがやる気に包まれたときに駆ける光は椅子を壊して欠片も残さない」
26日(月)「こころが砂の目になるときは指先の冷たさが温かみとなって熱量は渦巻く」
25日(日)「こころを閉じ込めるのは躍り出る下賎さを引き止める気候のせいでもある」
24日(土)「こころが種であることをやめるのは想像のなかの花よりも実を欲するとき」
23日(金)「こころは声の表情に色を付けると形は苦しそうに美しい叫び声を絞り出す」
22日(木)「こころが少年に持たせた大きな筒は大空で破裂して夜に記憶を舞い散らす」
21日(水)「こころに用意した音の棚は地平線を見詰める二人を背中からじっと眺める」
20日(火)「こころは壁に滲む赤い人影に胸の摩擦を溶かして樹の幹に腕を育てている」
19日(月)「こころに渡した新しい連続は曲面にして糸を照射するには癖がありすぎる」
18日(日)「こころは乾いた葉の歩いているところを徴集する煙突に感情を増幅させる」
17日(土)「こころが落ち着きのある若い楽しさと生活する逞しさを物語に投影します」
16日(金)「こころはもう少しで埋まる弁当箱の片隅に眠る植物に慌てる笑顔に温まる」
15日(木)「こころが待つのに焦るのは続ける速さを忘れたときに思い出す抱擁のせい」
14日(水)「こころは流れる蟻たちの悠然とした構えを川辺の緑に根を張って見詰める」
13日(火)「こころが構成を把握して展開しようとするときに咲き乱れる花に迷い込む」
12日(月)「こころの疼痛を眼鏡の柄に感じるときに屈曲するのは熱をもった灰色の窓」
11日(日)「こころは何度も聞き返す会話の面白さに踊る時間の重要さを軽視している」
10日(土)「こころが再度の出会いを望まないのは憧憬の収まる箱の位置が遠いからだ」
09日(金)「こころの追い討ちは夜の寒さのなかに無視される白い箱のなかの光にある」
08日(木)「こころは小さな諦めを積み重ねる効率の良さを理由に子供心を壊しやすい」
07日(水)「こころは残された空白の羅列に時間を満たすことを当然と感じて仕方ない」
06日(火)「こころが死に続けることを自覚していても自信が回転し始めることはない」
05日(月)「こころに朝まで飲ませる回転する三枚の曲線は二万円を懐から奪っていく」
04日(日)「こころに震える足先に目線は閉じた広がりをさまようが後ろに地面はない」
03日(土)「こころは君を認めようとしても公園の砂山に人形を立てる子供は沈むだけ」
02日(金)「こころが眺める人の象徴は色付いた音の軌跡のように瞬いて主張している」
01日(木)「こころに与えた言葉の形が迫る歳月を泥のなかに引き戻すことをどう思う」



31日(水)「こころは区切りのない羊羹をどうやって見詰めるかに試行錯誤するのです」
30日(火)「こころが絶望に絶望を塗りこめて崩れ落ちる表面を煙草にして燃やし尽す」
29日(月)「こころに送られる止まった流れは細胞の一生を何度も感じて動きに変ずる」
28日(日)「こころが回転する風に飲み込まれる窓の傍の揺れを秒間を溶かして苦しむ」
27日(土)「こころは黄色い格闘が壁に立ち向かうときに鹿に覗かれる路地の奥を知る」
26日(金)「こころに夜の顔が覗いて馬車が空を走るときに地上では毒を煮詰めている」
25日(木)「こころは耳元で再生する自分の言葉に何度でも反省することに安心をする」
24日(水)「こころが放出するものに感染する身体はある種の人格と同等と考えられる」
23日(火)「こころに熱い主張を投げて階段の最上段に箱を斜めに置きたいだけなのだ」
22日(月)「こころは都合の良さを仕掛けることに満足して獲物との関係を考慮しない」
21日(日)「こころが華々しさを纏うときには釣り人よりも観客を意識する必要がある」
20日(土)「こころの焦りを制御し続けることで人格に蓄えられるものは貴重なものだ」
19日(金)「こころに求めた誠実さを貫いたところにある立場をそのまま受けとめよう」
18日(木)「こころが二匹と二匹に囲まれて佇むところに残された悲しみを予期できる」
17日(水)「こころは静かな爆雷に透明な上半身を常駐させることに緊張感を持続する」
16日(火)「こころに飲ませる緑の稲が乾いた表面に優しいのかは夜中の布団に訊こう」
15日(月)「こころを目の前の黒い箱の連なりから袋のなかの豆を感じる衝動は絶望感」
14日(日)「こころが声を聞きながら胸を高鳴らせるのは期待感を隠し切れないからだ」
13日(土)「こころは有意義さを人に伝達することを忘れて良いということを忘れない」
12日(金)「こころは常に生きていることに死亡宣告のない幽霊の色合いを探しました」
11日(木)「こころの急がない辛さに胸の苦しみは喉に登り捏造する記憶を塗り込める」
10日(水)「こころに終わった苦笑は決別の憤りを秘めさせる余韻に埋め尽されている」
09日(火)「こころの獲得とともに喪失する価値を想像できるなら期待は失望に変わる」
08日(月)「こころに戸惑いの慢心があるのは他者の困難があまりにも容易だからです」
07日(日)「こころが動いている円に隠される日付を流すときに音は摩擦を吸収します」
06日(土)「こころを六頭の生物が二組になって見知らぬ目的を眺め続けているのです」
05日(金)「こころは麻痺する器に容器を被せて内側を掻き乱すほどに机は整理される」
04日(木)「こころに始まる出来損ないの完成品は期待を差さない限り動かないのです」
03日(水)「こころは疲れのない重みに仕事を重ねて満ちる箱の中の海に少し安心する」
02日(火)「こころが間違うゆとりにある居心地の確認は離れてしまった距離を教える」
01日(月)「こころの療養に怪我の回復を覚えると地を踏みしめる大切さを再認できる」



30日(日)「こころは先延ばしにした月日を利用しようとしたことを忘れてはならない」
29日(土)「こころに収まらない間隔に厚い物差しを当てることは怠惰の憂鬱を起こす」
28日(金)「こころが爽快になるには安定した境遇にミカンを乗せるという方法もある」
27日(木)「こころは変化の周辺に留まり続けることで人々の墓標となることを求める」
26日(水)「こころを締め付ける疼痛は飲食に影響を及ぼし眠りのなかに身体を走らす」
25日(火)「こころの生死を雲のありかで判定するなら茶色い布で包まれた子供になる」
24日(月)「こころが聴いた音に含まれるのは指先に繋がる糸から雑音を除いたなにか」
23日(日)「こころは黄土色の人形を灰の山に沿って伏せると半分を三本の線が覆った」
22日(土)「こころの予感は的中する未来から書かれることも未来のなかに残している」
21日(金)「こころが酒を忘れた頃を見渡すと虚脱の外側にあった充足に感慨を覚える」
20日(木)「こころは耳元にある目の前の風景に押し流されて空気を吐き出す夢でした」
19日(水)「こころの時間は動かないと始まらない情動に突き動かされる理の薬物です」
18日(火)「こころに貯められる深さと広さと柔らかな硬さは形をもたずに揺れている」
17日(月)「こころが増やした操作に引き寄せられて現れた観点は絵を完成させました」
16日(日)「こころの吐瀉物を掃除する人形になる夜を彼は変わらぬ日々のなかにもつ」
15日(土)「こころは雨の音とアスファルトの指先に洗われる街灯に前頭葉を溶かした」
14日(金)「こころが強引に充実させる怠惰の価値は喋る記憶の豊かさの確保しかない」
13日(木)「こころに傷付けられて再生する思考の芽は自信の栄養を受けて生長をする」
12日(水)「こころは豆に捕捉されて緑色に塗られたおかげで情熱の赤は栄養を受けた」
11日(火)「こころの落ちている穴の底に光が届いても目障りに思うだけだから眠ろう」
10日(月)「こころが水平線に閉じるなら残像の減る傾きも奥からの接近に耐えられる」
09日(日)「こころに笑う筋肉の疲労は脳髄に溜まる液体に無反応なまま流し込まれる」
08日(土)「こころと目線の変わらなさは歳月のなかに年齢を溶かす樹木の立ち振舞い」
07日(金)「こころは光景を染める長い波長が空間に漂わせた匂いに静かに照らされる」
06日(木)「こころに風のない涼しさを感じる字面に秋の気配を送るまっとうな夕暮れ」
05日(水)「こころが目覚める昼の靴底に風船をわたしても針先は油脂で丸まっている」
04日(火)「こころは殺される日々のなかで殺し尽し続けるからこそ殺されているのだ」
03日(月)「こころに抜け道を与えるのは藁でもあるし藁をもったこころでもあります」
02日(日)「こころは流れないが止まらない運動のなかで不条理に回転する事物でした」
01日(土)「こころの正真正銘の確信は疑わしさのなかに駆け巡ることを不意に忘れる」



31日(金)「こころは忘れ去られた一日に未来から送られた一行をそのまま受け取った」
30日(木)「こころを不在の欠片で刺激することで不確定な鼓動は落ち着きを取り戻す」
29日(水)「こころに落とされた河馬の存在に横たわる記憶は埃と砂をかけられている」
28日(火)「こころが覗いている人形の足取りに回転する情念は熱を放出するしかない」
27日(月)「こころの錠剤の不足を感じさせるのは赤い網の鈍痛が治まらないからです」
26日(日)「こころは掃除のあとに砂の上澄みを柔らかい四角に集めると手を洗います」
25日(土)「こころに与えられるのは不要な屈辱に汚染した鳥の佇む海の家の画像です」
24日(金)「こころと君の闇の足取りに気後れする深緑の明るみのなかに踊る陽気な空」
23日(木)「こころの歩いた自信の欠片は目線の槍に突き刺されて箱の中に集められる」
22日(水)「こころは薄い空気の色に舞う溶けるような小波に向かうカラスになりたい」
21日(火)「こころにも仲間は必要だからといって分裂しても孤独なのに変わりはない」
20日(月)「こころは炎の篭る魂の焦げ付いた表面に仕上げたいと落胆するほどに思う」
19日(日)「こころが正直になろうと筆を持った途端に抜け落ちる底から突き上げる力」
18日(土)「こころは表面の愉快さを支える積み重ねの豊かさに安堵とともに絶望する」
17日(金)「こころに望めることは溜め息に怯まないために記憶を改竄することだけだ」
16日(木)「こころが緑色の帽子に付いた薄紅色の羽根を見るときに曇り空は乖離する」
15日(水)「こころは地に落ちて野良犬の眼差しにも無視されるほど消滅を欲していた」
14日(火)「こころが水蒸気に染み出す身体を儚げに見守ることに筋肉は動きを求める」
13日(月)「こころに与えられる焦燥は脅迫と苦痛に関連していたから快楽に転換した」
12日(日)「こころが涼しさを布の表面に感じるときに細菌の放出する匂いは死を殺す」
11日(土)「こころは見送った金魚に無意識の誓いを立てて湧き上がる乱れを自制する」
10日(金)「こころに求めても期待できない夢のなかに骨の髄まで浸って壊れるといい」
09日(木)「こころは空気を洗った朝の綿飴が黄緑の陰気さに彩られている様子に踊る」
08日(水)「こころが無視した好意の槍に突かれて充実する箱のなかの彼女に期待する」
07日(火)「こころの減少に伴って確認するのも億劫になる指折りの果てしなさに眠る」
06日(月)「こころが情けない生命を隠すのは珍客との再会に輝きの栄光が邪魔だから」
05日(日)「こころに教えられることはなにもないけれども知ってもらうことはできる」
04日(土)「こころが名詞を求めるなら鋭利な刃物で削られた薄さも愛することになる」
03日(金)「こころに説明して納得するような疑問なら質問する必要もなかっただろう」
02日(木)「こころは身体の回復を目指すか宇宙を獲得することを目指すか迷っている」
01日(水)「こころに響いてしまい後悔することがあるなら魂は死守しないといけない」



31日(火)「こころが完結しても終わらないのは最初からなにもかも終っているからさ」
30日(月)「こころは憂鬱さを喋ることで憂鬱になることを知っているから憂鬱なのだ」
29日(日)「こころが目覚めたときに殺された透明の像は布を紫に染めて足元に転がる」
28日(土)「こころは作る歩みに砂糖をかけるけれど両目が蜂蜜になったから動けない」
27日(金)「こころに浸透する帆は常に風を相殺するように絞られていて涙も滴らない」
26日(木)「こころの難しさは意味のなさそうな記憶のなかに潜ることの困難さにある」
25日(水)「こころを揺らすのに頭に残らない感動を受けとめる年齢になってしまった」
24日(火)「こころが正常に狂ったままで静かにしていることは無駄遣いの極みでした」
23日(月)「こころと緑の帽子の目線の先にある巨大な腕は妄想の内側から出られない」
22日(日)「こころに止まらない黒い入力機を持たせると太陽の巡りは夜の空白になる」
21日(土)「こころは重い眩暈に脊髄が惹き付けられているうちに明朝の異物感に酔う」
20日(金)「こころが強引に捻りだしているのは絡まった形象の隙間から覗く紙の白さ」
19日(木)「こころが揺れる音の熱さを感じないのは鈍感な黒髪を感じる不健康のせい」
18日(水)「こころは千切れた平原を空に見付けるとき流れているのは始まりの確実さ」
17日(火)「こころに留まる上半分は引っ張られたときに安定する嘘に不安定になった」
16日(月)「こころが黄緑色の上の緑を抜いて慎重にボールを押すなら彼らは倒れない」
15日(日)「こころは夜風の涼やかさに回る風船に冷やされる糸杉をじっと眺め続ける」
14日(土)「こころに囚われている人は形を守ることで腐ったものを捨てることもない」
13日(金)「こころはどうして続けるのか不明のまま勿体無いから食べてしまうのです」
12日(木)「こころも涙する信念の人はどこまでも本物と戯れて歴史と共に生きたのだ」
11日(水)「こころは諦めることに全力を尽すことができないから余力を期待に投じる」
10日(火)「こころが井戸に求めるだけなのは腰に後ろから何本も手が届いているから」
09日(月)「こころに吸われる夜の霧は仮にそれが毒でも切り離された存在を癒すのだ」
08日(日)「こころを奮い立たせるものは他者の煌きと重苦しい囁きの刹那にだけある」
07日(土)「こころの深みにまで光線を届かせるのは波間を屈曲する旋律の紐のおかげ」
06日(金)「こころは希望していた夢を忘却することに夢中になる己の現実を自覚した」
05日(木)「こころは出鱈目ではない辻褄の合わせ方に冷静な情熱を傾ける姿に震える」
04日(水)「こころが雷光に打たれて分解されるときに残滓は虚構に抜け落ちるものだ」
03日(火)「こころに成立する言葉の湧き水は腐っていることに気付いて初めて役立つ」
02日(月)「こころに響いた魂の叫びは笑顔の向こうにある堅苦しさのない大人の姿勢」
01日(日)「こころは真剣に生活することの気楽さを捨てて真面目さの海に溺れている」



30日(土)「こころが動いていて動いていない奇妙さに潜む身体の配慮の慎ましやかさ」
29日(金)「こころの経過を優先させるときに固定されるのは他人の解釈と終幕の景色」
28日(木)「こころに複数性を問うときに現れるのは主役のいない劇という出来事です」
27日(水)「こころが知りたい壺から知りたい箱に移動するとき足元に大地はなかった」
26日(火)「こころが子供らしさを理由に選択を拒否するときに大人らしさは必要ない」
25日(月)「こころが自制する眼差しに反して両腕を動かすとき呼吸は心臓に遠慮する」
24日(日)「こころを冷やして臨むことで楽になれるとしたら半分はもう救われている」
23日(土)「こころは黒い線を引き寄せて組み合わせるのに地面に落すことができない」
22日(金)「こころに流れ込む隙間のない知識の生き物は周辺を渦巻いて形にならない」
21日(木)「こころが草の芽の重みに隠れた熱さを目蓋の裏に抱いて白い長方形を見る」
20日(水)「こころは繋がる行間に既視の箱庭を想起して床の髪の毛に暗い影を落とす」
19日(火)「こころに煙る半開きの赤銅は流れるボールを追う熟達した発生に昔を殺す」
18日(月)「こころの水槽に踊る緑色の絵の具の一生は遅延する時間のざわめきを伴う」
17日(日)「こころを咎める頬の硬さを確証できない指の戸惑いは上空を舞散る凧の紐」
16日(土)「こころが起きると介入できない密林の立方体の柔軟な表面の弾力の無情感」
15日(金)「こころに酔いのまわった笑顔で右手を振られると彼は苦笑して暗闇に潜む」
14日(木)「こころの口癖を知る人は常に戒めのなかで自分を殺し続けているのでした」
13日(水)「こころがただ消え去ることのみを残したのならその人は完全に生きたのだ」
12日(火)「こころは感動することの豊かさをいまだ充分に把握していないに違いない」
11日(月)「こころに飛び去る交流の影を受容しても己の光を返還しない存在の透明さ」
10日(日)「こころはあなたのために死にたいと思うだけなのは自分の傲慢を殺すため」
09日(土)「こころを傷付けるには何事にも傷付かずに求めない自分を想像仕切るのだ」
08日(金)「こころの鏡は人の話を聞いて吸収して反射し続けて表面以外は割れている」
07日(木)「こころが愚かなままで死ぬことを望むときでさえ紫の樹は根を張り続ける」
06日(水)「こころに排除する冷たい茶色は緩やかに目を覚まし肉質の実感を想起する」
05日(火)「こころは読み返して生命の流れを観るときに陰惨な郷愁の病に立ち向かう」
04日(月)「こころが光る黒さに蛇腹の湾曲する姿を見定める気持ちに目薬はいらない」
03日(日)「こころは駆るもののない河のほとりで時の憧憬を草の養分に費やすのです」
02日(土)「こころの球面に滑る中心があるという誤解に街のおもちゃ屋は米を炊いた」
01日(金)「こころは三台目の脳髄に新しいまとまりを格納して木製の獏の背を撫でた」



31日(木)「こころに昔を見るものは左右に流れる直線に若い正しさを認めて苦悩する」
30日(水)「こころは常に貶されていることに慣れてしまったから氷を溶かすしかない」
29日(火)「こころがいらないことに気付いたのは誰だったのかと空中の正像を眺める」
28日(月)「こころは空中を流れる透明に曇った声色に重層的に羽の実を落とす子供だ」
27日(日)「こころが光の降る朝に小学校の草の露を濡らしても縮まる赤さは傷を覆う」
26日(土)「こころに涼しい三本の水の風が訪れて網目の白さを飽和させる十字の骨格」
25日(金)「こころは目蓋を落とすことに甘い匂いを思わせる円柱に夜の布を仄めかす」
24日(木)「こころが青い球体にぶどう糖を溶かすときに葉のゆらめきは穏やかである」
23日(水)「こころの関節を裏切る高鳴りが期待を叫ぶことは許されるわけがなかった」
22日(火)「こころが束縛したいこころを束縛するときに不誠実な表情で自由は微笑む」
21日(月)「こころは抑圧しないことによる抑圧という戯れる真理に空虚な地面を掘る」
20日(日)「こころにとっては現に示されていることのみが隠されているという私現性」
19日(土)「こころが示される豊かさを受け容れるときに人は尊ばれるほど矮小化する」
18日(金)「こころは笑うことができないのに反応するときに笑ってしまうことに憤る」
17日(木)「こころが恐れるのは他者の他者性ではなく他者という鏡面の裏側にいる私」
16日(水)「こころは自分の知る自分を確かめることのできないもどかしさに舌を打つ」
15日(火)「こころに供与する気息は色のない風船と薄められる他者の旋律を無視する」
14日(月)「こころは寝坊する梅酒の誘惑に二日目の嫉妬の視線を断ち切る夜を楽しむ」
13日(日)「こころの断絶のゆらめきが崖の暗さに導かれるときの信念は人生の骨組み」
12日(土)「こころが音楽の物語に郷愁を知るときに疲労の限界は過去の忘却をも知る」
11日(金)「こころに建てられた記念碑の誓いを旅人は太陽の海に漂いながらふと疑う」
10日(木)「こころが荒れた誤解を人との距離に悔やむときに起床する夜に脳髄は廻る」
09日(水)「こころは恵まれた生命に常に欲動する視線の集まりに狂う胸を箱に詰める」
08日(火)「こころの安らぎは空の上に隠されたから煙を雇う浅ましい懐に愚者は陥る」
07日(月)「こころに到達しない矢印の中身は断絶を自覚することすら放棄されました」
06日(日)「こころが待ち続けているときに書類を泳いでいる枯葉はまるで練炭のよう」
05日(土)「こころは眠りのなかで離散する生命の吊り橋を叩いて壊して渡って落ちる」
04日(金)「こころをすなる人というものの組成に漂う液状の境界面は虹色の顔を映す」
03日(木)「こころに曇る日々は軽やかさに俯いた快活さを偽りの鈍重のなかに沈める」
02日(水)「こころは健やかな笑顔を思うことがあるのに純粋さの霧は晴れはしません」
01日(火)「こころに羽を仕舞いこむのは空のない壁に張り付いた眼差しを労わるため」



30日(月)「こころはなにひとつ忘れないことを真っ先に忘れる自由を強制されている」
29日(日)「こころに青い水が押し寄せるおもねりのなかで何度でも殺される生命の環」
28日(土)「こころは循環する季節の前に私を分割して選別のなかに順序を投げ棄てる」
27日(金)「こころが生きるときに知りたいと思うことに敏感になる生命に惑う生き方」
26日(木)「こころに写り込む整いのなかに流れ込むものがあるとしたら気負うだろう」
25日(水)「こころは感じる嘘に許されている優しさに戸惑う年齢に慣れることはない」
24日(火)「こころは書いた明らかさに足し続ける努力を意識することの寂しさに眠る」
23日(月)「こころを悩ませるのは知ることの闇のなかに階段があることを無視した空」
22日(日)「こころに巡る白い晩は緑色の印とともに正しい数を忘れて去来しては泣く」
21日(土)「こころは歴史を単に知ろうとする歩みに追いつけない虚しさに瞑目したい」
20日(金)「こころが煙草にジャムを認めるのも懐かしい夜の深みのなかにある儚い影」
19日(木)「こころは濃い紫に黒を濁しても透明な空気を信じることで建物に臆さない」
18日(水)「こころに目を奪わせることは閉めた扉に箱の中の音を奪わせることと同じ」
17日(火)「こころから失われた充足を沈黙に費やすのは記憶の勘違いと知ってはいた」
16日(月)「こころが期待を吸うときに明日のカーテンは閉じられたまま風は届かない」
15日(日)「こころは複数の死を願う猫に閉じた扉に集まる視線を掻き乱して煙にする」
14日(土)「こころを期待した緞帳の奥に住む夜達は煙の涙と傘に降る無表情の複合体」
13日(金)「こころに見栄と戒めの均衡を把握させる窓にある薄い賑やかさに身を浸す」
12日(木)「こころを昨日にしない落胆の緊張は卑怯な予防線に想像力を打ち消させる」
11日(水)「こころは不連続さを見守る統一の影に潜む拡散に遠心力の中心を感じます」
10日(火)「こころは周到な器の望まぬ満足に気を払うのに満たされる迷いは去らない」
09日(月)「こころが砂の目に違和感を抱いても疲れた癒しは屈曲する快感に囚われる」
08日(日)「こころの耳元に朝のない電話を眠らせるのに特別なことはなにも要らない」
07日(土)「こころに不安の希望を抱かせて塩のない炭に出会うのは最期の偶然でした」
06日(金)「こころが悩むことに迷わないのは明鏡止水の背中が昨日に張り詰めるから」
05日(木)「こころは振り返るのに指先の白線は固い影の上に立ち昇り旋律を歌わせる」
04日(水)「こころに届いたよそよそしさは過ちの懸念と虚しさを確信に添えるのです」
03日(火)「こころを蓮華に隷従させるのは青い鳥肌の裂傷から溢れた液体のなかの瞳」
02日(月)「こころは黄色の明暗がどのように記されるのかという落とし穴を気にする」
01日(日)「こころは死にたさの根源的な虚偽に立ち向かう鏡を許せないのに壊せない」



31日(土)「こころに紫色の小麦畑を咲かせる煉瓦の山に腰掛ける人の横顔に影が差す」
30日(金)「こころは棘のない生活を完全に維持したまま静かに棘を白壁に塗り付ける」
29日(木)「こころはシーチキンと日本酒が眠りに落ちたときに部屋を探し始めました」
28日(水)「こころに人の言葉が通じないのは人のゆらめきに敏感になろうとするから」
27日(火)「こころが小石を三百分かけて置換するときに失われるのは到達の虚無の岩」
26日(月)「こころになにも響かないのは表面を走る波が手足を動かせと涙を流すから」
25日(日)「こころに濡れる手触りは張り付いた黒さに指を通すときに現れる陰鬱の檻」
24日(土)「こころは内音と外視の圧迫のなかで不自然な理法に癒される生命を認める」
23日(金)「こころが進む方向に涙しないのは固着した意志に心臓を盗まれたからです」
22日(木)「こころは三日のしじまに鉛の眼鏡以外のあらゆるものを忘れてきたのです」
21日(水)「こころに消されるのを恐れるならより恐ろしい手段で消させないしかない」
20日(火)「こころは酒に眠る両手の誘いを無視して自分の嫌悪に目を見張るのでした」
19日(月)「こころが学びも遊びもしないのは織り込みの絨毯を地面に広げたいからだ」
18日(日)「こころが曖昧な平面の重なりを貫いて生きる意志に感動しないわけがない」
17日(土)「こころの渦巻きが輝かしい台風に彩られるなら黙殺の重霧は細い線になる」
16日(金)「こころが知りもしない満足を肌表面に思うのを笑うとき鈍角は間近にある」
15日(木)「こころに旋回する音符鳥の鮮烈な足取りは圧倒的な自死の香りを乱します」
14日(水)「こころが触れる流れの性質を固着させようとすると砂の雫が洗い流します」
13日(火)「こころは隠れた廃墟に篭っている白と黄色の艶やかさに無関心なようです」
12日(月)「こころが実像を壊したのは定項の不確定な部分の優しさを残すためでした」
11日(日)「こころが危惧するのは安易な笑いの振幅の先にある斜に構えた陰湿さです」
10日(土)「こころは影の表面の割れ目の直下には潤いがあると漠然と思っていました」
09日(金)「こころに染み渡ることを知るということは濡れていない雲を触るに等しい」
08日(木)「こころが膨らむうちに視線は壁との隙間に押し付けられて伏せられました」
07日(水)「こころに下向きの食料を差し出すと謎解きの声に辟易しながら鯨飲します」
06日(火)「こころが直したいと思うときに蟻の隊列を壊すと蟷螂の斧に踵を刈られる」
05日(月)「こころは進む人の影響をきわめて慎重にしかし確実に咀嚼して配置します」
04日(日)「こころに玄米茶の雪玉を愛の代わりに渡すと暖かい香りに胸は静まります」
03日(土)「こころが止まるのは金の羊との距離感のないときに銀の鉤爪に触れるから」
02日(金)「こころは急転直下する歪みの時間を想起することを絶対に忘れたりしない」
01日(木)「こころが七年の土を得るためには栄養や水分の他になにが必要なのだろう」



28日(水)「こころが血液の翼を棘のある殻にするときに内向きの力は先鋭化しました」
27日(火)「こころを満たすことの作用は恐怖なのか忘却なのか悩む必要はないのです」
26日(月)「こころが後悔をうるかして揺れる曲面を黙視すると脳は硬直するのでした」
25日(日)「こころは許しがたい救われなさに塩をかけて引き千切り真空に撒きました」
24日(土)「こころの油抜きをしないのは新鮮な鰹を削るという蒙昧な誤解のせいです」
23日(金)「こころは欲しいと思うときに欲しいと思わないことをもっとも恐れている」
22日(木)「こころは空洞に足場を作って凌いでいるということにもう気付いたのです」
21日(水)「こころの満足はあまりに単調で壊れやすいおもちゃの累積に他なりません」
20日(火)「こころは好転する歯車に周囲の異動を認めることの怖さを抱き続けました」
19日(月)「こころが喋るときに空間の目蓋が開いているのは決して偶然ではない脅迫」
18日(日)「こころは必要とされることで反転する平原の暗闇に佇むことに怯んでいる」
17日(土)「こころが風船のなかで笑うときに得られる浮遊感は間違ってはいないのだ」
16日(金)「こころに土を忘れさせることの罪深さは敬虔さの裏返しでもあるのでした」
15日(木)「こころが記憶になることを望むためには切り開かねばならないものがある」
14日(水)「こころは和やかな結晶の接点にある複数の火種の活性化に無頓着なのです」
13日(火)「こころは嫉妬の行列に疑問の性格を読み取っても言葉にはしませんでした」
12日(月)「こころが成功を信じながら後悔を望むのなら死に続けるしかないでしょう」
11日(日)「こころは後姿の無言にほだされるような機能をもはや霧散しきったのです」
10日(土)「こころが欲しいものは絵本のなかに全部あって絵本のなかにしかもうない」
09日(金)「こころは後悔する希望に吹雪の窓を馴染ませることで素直に崩落しました」
08日(木)「こころに大切なのは砥石であって輝きのなかにこころはありませんでした」
07日(水)「こころが始まる瞬間に回転する日々は生命の記憶から乖離する力なのです」
06日(火)「こころの絶死の森の居心地の良さは世界の裏側の独立した静かさにあった」
05日(月)「こころは高みの視線を身近に思うからこそ水飴の身体を叱咤するのでした」
04日(日)「こころを追うのは茶色の清潔さからの物言わぬ圧迫感が主要なものでした」
03日(土)「こころが累積した物語の空隙に魅力的な橋をかけ続けているという虚しさ」
02日(金)「こころは正面を抱いたまま斜め上に逃げ出した青年を遺憾に思うのでした」
01日(木)「こころは期待しないときに現れる期待を横目にすたすたと歩き去りました」



31日(水)「こころは米の神様に朝から武運を競わされたので布団は三枚必要でした」
30日(火)「こころは諦めたつもりではないのに階段に集う平面はそれを認めません」
29日(月)「こころに行き先を告げないことは戻る場所の必要のなさを示唆しています」
28日(日)「こころは感謝の上澄みに漂う尊敬の影に高射砲を無言で沈めました」
27日(土)「こころは丸い波を噛むことで生まれるさらさらの甘さに無感動でした」
26日(金)「こころを定期的に止まる声に向かわせるにはなにもする必要はないのです」
25日(木)「こころは囲まれた底辺にいる冷えた三日月の輪郭を壁伝いに形成しました」
24日(水)「こころに四本の空き缶があるために高低の道のりは手渡しなのでした」
23日(火)「こころが旋律の栞に落ち着いた夕暮れを抱いて緑のカエルになりました」
22日(月)「こころは恥ずかしいと思うまにまに血管のご無沙汰にお餅を供えました」
21日(日)「こころは回り続けることに疲れたからこそ笑顔を作ることを忘れない」
20日(土)「こころが彩色された一瞬を気紛れで消費することはなにも不思議ではない」
19日(金)「こころにカクカクした螺旋が近寄るのは鳥が滑空した軌跡のおかげだろう」
18日(木)「こころがなにひとつ失っていないのはどういうことなのか人は知らない」
17日(水)「こころは起き抜けの眼球に血液を染み込ませた砂を馴染ませています」
16日(火)「こころの調子の良さは朝の陽光の二面性を帯びた微笑の嘲りでした」
15日(月)「こころは印刷した紙の上であっという間に木偶の道化に早変わりします」
14日(日)「こころに黒池に棲む空色の染魚をあげると斜めに揺れて空気が倒れました」
13日(土)「こころがよれた角を追うと腕の陰から現れた丸い上げ底に出会いました」
12日(金)「こころが切り落としたのはできないからではなくできるからなのでした」
11日(木)「こころは幼い若者の傲慢さを把握できるので視線は窓の表面にありました」
10日(水)「こころが石の猟奇を抱いたなら社会の模型を壊してまわるかもしれません」
09日(火)「こころの哀しみがどこにでもあるのは二日目のアルゴンと同じ理由だろう」
08日(月)「こころに温かい飲み物を含ませるのは洞穴に睡蓮があるようなことでした」
07日(日)「こころの口癖は関係を断ち切る荒々しい静けさのなかにある細い髪でした」
06日(土)「こころは忘れたほうが良いことを十本の指先でそっと撫でると舐めました」
05日(金)「こころが胡乱な生命を断ち切るのは優等と劣等が同一になる相にいるから」
04日(木)「こころに寄り掛かる砂の圧力は腰掛ける椅子を路傍に空気で作りました」
03日(水)「こころは顎を落とすと肩を竦めて太腿の冷たさ以外を無言に溶かすのです」
02日(火)「こころは人を見るたびに動作を消去する操り人に脅迫されて感謝します」
01日(月)「こころは鈍い光に渦巻く虹色の輝きに涙を流さずにはいられませんでした」



31日(日)「こころが用意した最期の一手は誓いに反する不誠実で卑怯なものでした」
30日(土)「こころは昂ぶる犬の笑いを茶碗の表面張力で転がすと部屋に戻りました」
29日(金)「こころは耳を傾ける機会の多さに酔いを静めると負い目を編み込みました」
28日(木)「こころが集中するたびに岩石になる赤の上の白い布切れは怠惰なのでした」
27日(水)「こころの環の伸縮性は捩れて巻き付いている黄土色の原型に予見されます」
26日(火)「こころを上方より突入させると水色の空気は灰色の窓の上で澄み渡ります」
25日(月)「こころに釘を差したところで楽譜の光流は微かに溜まって沈むのでした」
24日(日)「こころが笑うときに吸う酸素は人を生かし続ける毒なのだと囁かれました」
23日(土)「こころは有り余る時間の足りなさに赤い絵の具をかけると破壊しました」
22日(金)「こころが左下のあれを押すと音楽が鳴り始めたので新鮮な網を感じました」
21日(木)「こころが忘れていたのはどういうことだったのか空間は喪失しています」
20日(水)「こころになにも与えないことはなにも得ないために重要なしっとり感です」
19日(火)「こころを三日後に飛ばすと残るのは漫画を読む藁人形とぼさぼささのみ」
18日(月)「こころが耳にしたのは車に乗る白闇の提灯の放つ遠い余韻なのでした」
17日(日)「こころは解放することの容易さに傲慢を感じるのに空は青いばかりでした」
16日(土)「こころが樹の根に栄養をやるのは不自然なのに幸福の怖さを恐れるのです」
15日(金)「こころが馳せるのを留めるのは針金の曲がり方のせいだけではないのです」
14日(木)「こころをどこに寄せれば背の高い階段の上にいる少年は目を瞑るのだろう」
13日(水)「こころを求めて旅立ったときそれ以上の虚構の静けさなどなかったのです」
12日(火)「こころは不思議な落ち着きのなかで味噌汁をこぼす真似をしていました」
11日(月)「こころが焦らないのは滝の水を飲み続けることを避けるようなものです」
10日(日)「こころは雪景色の突き刺さる痛さに関節が捩れる思いを包み込みました」
09日(土)「こころにあげた漫画は時間を食わなかったし存在もしていなかったのです」
08日(金)「こころが期待していたのは透明に紛れ込むこまずに果物を食うことさ」
07日(木)「こころを襲う音を待つ時間は通り過ぎることで睡魔を呼び込むのでした」
06日(水)「こころが振り返るとき腑抜けた縞々が立ち現れるという現実の静かさ」
05日(火)「こころは矢印の根元の鈍痛に圧迫をかけて塩漬けにして寝かせました」
04日(月)「こころは惜しげもない提供に少し悔やむも展開の豊かさに期待します」
03日(日)「こころは近寄ると遠ざかる可能性を生むので地面では目を瞑るのです」
02日(土)「こころが死にたいというと当然のように冷たい膜が現実に吸着します」
01日(金)「こころに御褒美をあげることの危険性を知るなら眠るしかないだろう」



30日(木)「こころはざらついた裏側の膜を引っ張り出すと酢に浸してなめしました」

29日(水)「こころが痛がると全体的なふよふよは萎れた球体の名残を訴えました」
28日(火)「こころに歌わせる高音の振動は冷たい指先に手の平の温かさを教えます」
27日(月)「こころが忘れたいと願うとき忘れたときに残されるものは笑うのでした」
26日(日)「こころは白い部屋で蟻の夢を見ると青い光に照らされて目を痛めました」
25日(土)「こころは降り積もる釘の類を集めて売るよりも溶かして鋳物に利用します」
24日(金)「こころに静けさと細い乾いた音が糸のように広がるのは冬と雪のおかげ」
23日(木)「こころは空色に染まった液体の中に浮ぶ箱のなかで生命を灯すのでした」
22日(水)「こころは「珈琲を一緒に飲もう」と言うと独りで緑茶をすすりました」
21日(火)「こころに時間をかけると朝露が流れ落ちてマットに仕上がりました」
20日(月)「こころは考えの改まらない漆に白い長方形を差し向けると殻になりました」
19日(日)「こころは水面になにもないことを水底の石が揺れることに見付けました」
18日(土)「こころは竹刀をそのまま立て掛けると髪の毛のぼさぼさが貧相でした」
17日(金)「こころがなにかをしたつもりになるのはなにかをした後なのは確かです」
16日(木)「こころに蟲を与えると卵のなかから兵隊が現れて水浴びをしました」
15日(水)「こころが久々に現れた赤い影に向かって必死に光を照射しています」
14日(火)「こころに突き付けられたのはもはや離れた場所にある切れない包丁でした」
13日(月)「こころが不用意な台詞に辟易するのは成長しない人間の不寛容さです」
12日(日)「こころはあっという間に凍てついた微笑みを具備するに至りました」
11日(土)「こころに温かみのあるものを飲ませるには冷たいものを避けるだけでした」
10日(金)「こころは目で酒が踊るのを知らないふりをしているのにやや疲れました」
09日(木)「こころを沈めるには重しは必要ないことに気付かない人形はいません」
08日(水)「こころは自動車のなかで倒れこむ言葉の端々に不誠実さを織り交ぜました」
07日(火)「こころが喋るのは街灯の明かりに集まる水滴に向かうときだけでした」
06日(月)「こころがこころなのは右から左に移動する数字の縦の回転が知っています」
05日(日)「こころがなにかに囚われることを嫌うのは単に自由が怖いからでしょう」
04日(土)「こころに黒い液体を用意するとふらふらと現れてそのまま溶け込みます」
03日(金)「こころがどうしてもいないときには丸い箱を探してみると良いでしょう」
02日(木)「こころはどこにいても同じところから動いたりはしないものになりました」
01日(水)「こころに期待しないのは銅像の背中に夕陽の影が差し込む予感のせいです」



31日(火)「こころは休みの過ぎ去る落ち着きのなかに忘れられた苦しみを探します」
30日(月)「こころがどこに行こうか迷うのは誰かに横にいられると肉になるからです」
29日(日)「こころが無視するときの薄汚さは人の許しを信じる薄汚さの表面です」
28日(土)「こころになにを言おうと沈み込むのはそこには液体しかないからでした」
27日(金)「こころを奮い立たせるものはいまや湖の向こうの雲のなかにしかいません」
26日(木)「こころは酒を飲むことを続けても酒を飲むことを続けるように続けます」
25日(水)「こころも目の前に誰もいないことを知ると粘土で公園を作るだろう」
24日(火)「こころに乗るには乗られる幸せを理解することだって重要なことでした」
23日(月)「こころのもとに届いた封書は短い拘束を勧める分銅と犬を掲げました」
22日(日)「こころだって青い数字を手放すのは少し惜しい気になるのです」
21日(土)「こころは水を汲む輪郭のない林檎が寒さのなかで温まるのに哀しみました」
20日(金)「こころが付き合ったのはなにもできない檻の空気を自覚するためです」
19日(木)「こころは緑色の頭を前方に突き出して二日間を五枚の海苔にしました」
18日(水)「こころが大人にならないのはもう大人だからなのは子供なら知っている」
17日(火)「こころは中間色の薄汚さに辟易すると透明な眠りに身を薄めました」
16日(月)「こころの気分は叩いた音のあとに広がる冷ややかな暗闇の死にたさでした」
15日(日)「こころが豚の角煮に起こされたときにはすでにその日はもう遅かった」
14日(土)「こころとして海の国道を走るには魚の口が開いている必要がありました」
13日(金)「こころも傍にいるのだとしたら他にはなにも寄せ付けないわけでしょう」
12日(木)「こころが駆け上がるのは同時に崖を転がり落ちるときでもあるのです」
11日(水)「こころにしてはまともな言葉は何者にも届かない閉じた射線でした」
10日(火)「こころが覗き込む水面が実は水面ではなかったときのその表面の驚き」
09日(月)「こころのがっかりする紙束にはこころにがっかりする紙束がいました」
08日(日)「こころが望むものがこころない望みなのはご愛嬌の不思議なのでした」
07日(土)「こころは静けさの窓の向こうに騒がしい評価の渦を見て押し黙りました」
06日(金)「こころとこころの赤いところは目の前の茶色い箱に乗って硬直しました」
05日(木)「こころが具になって漬物になろうとしたところ生齧りされました」
04日(水)「こころに掲げるものは旗以外にはなにもないのにそこは神棚でした」
03日(火)「こころの実態を知るものは誰もいないことが皆に知られていました」
02日(月)「こころは続けて追われる時間にどうしようともしないのに生きています」
01日(日)「こころが始まるのは常に20日が目前に迫る終わる日々の中なのでした」



30日(土)「こころは珈琲を飲むと砂の玉を筒に込めたまま眠りに落ちました」
29日(金)「こころが動揺する期待を胸の剣山にすると幻の花が突き刺さりました」
28日(木)「こころに増す黒光りするカーテンは奪い取ったものを漂わせています」
27日(水)「こころは後悔を殺すたびに崩れ落ちた端末が失われたことを知ります」
26日(火)「こころが膨らませるのは腹と中途半端な夜の小鳥の囀りでしかありません」
25日(月)「こころに記憶はありません、それでも忘れることはないでしょう」
24日(日)「こころは鶴の首にかかる無骨な指輪に過去と未来に哀愁を漂わせます」
23日(土)「こころはショットグラスをオーバーフローさせる体力がありません」
22日(金)「こころが突然の再開に喜ぶのは久々の会食に薄まる日々のおかげです」
21日(木)「こころに圧し掛かる懐かしい繋がりは断ち切られるのを待つばかり」
20日(水)「こころの求めた赤い煙は一袋の缶の集まりとして目の前に横たわります」
19日(火)「こころが片付けたのは周囲の物質ではないことに気付きましたか」
18日(月)「こころに必要なのは栄養だということを植物に語られました」
17日(日)「こころが活動を終結させるための活動に麻縄を用意してロデオボーイ」
16日(土)「こころは夜の街灯の隙間に滲みこもうとするも逆に滲みこまれました」
15日(金)「こころは鳴らなかった電話に辟易するのに鳴らない電話は時計でした」
14日(木)「こころに黒くて大きな音の出るものがあるのはもう限界でした」
13日(水)「こころは夜明けの一缶に塩を溶かして車道にぶちまけることにしています」
12日(火)「こころは目隠しに赤い髪の毛を乗せたときにあるあざとさに寛容です」
11日(月)「こころにアルミ製のカエルをあげると上質なハケを探しだしました」
10日(日)「こころと鈴の青さが際立っている丘の上なら雲は人より灰色でした」
09日(土)「こころが遠近法に気を使うのは引力と斥力と透明な靴下のせいです」
08日(金)「こころと鴨に水面が襲いかかると蓮が「それ無理だから」と言いました」
07日(木)「こころは言語その他を殺すと獲物を狩りに再び飛び出していきました」
06日(水)「こころに包丁を突き立てると確実にこころは包丁に突き立てられました」
05日(火)「こころが多様な展開を楽しみに集めることを許せるのは世代の違いです」
04日(月)「こころも慣れると詳細に記憶するのは昔の傾向を引き継いでいるからです」
03日(日)「こころが面白いと思うものを認めるのには転回より時間が必要でした」
02日(土)「こころを痛めるのは予想外の方向からの何気ない夏風の波でした」
01日(金)「こころは泣いても仕方のない板の上で同時に板の下にもいるのでした」



31日(木)「こころを部屋のなかで見たのは部屋のそとにはいないようだからです」
30日(水)「こころが穏やかに時間のそとにいるのは脆弱さの極致で目を瞑るからさ」
29日(火)「こころにはイノシシの背中に赤い紐を結びつけた置き物が似合います」
28日(月)「こころも先日、イノシシを見ませんかと誘われていたのはそのためか」
27日(日)「こころは帰ってきませんでした」
26日(土)「こころが鴨の目の位置のおかしさに気付いても仕方がありませんでした」
25日(金)「こころは一時間に二度の死にたいのため息に目をチカチカと光らせます」
24日(木)「こころに一週間の猶予をやると一ヶ月になって払い戻されます」
23日(水)「こころは壁画が必ずしも痕跡ではないことを知っているようでした」
22日(火)「こころがしなければならないのは白い紙の黒い跡を想像することでした」
21日(月)「こころに帰ってきました」
20日(日)「こころは二匹のカエルと一緒に旅に出ました」
19日(土)「こころが水槽に向かって「飛べ!飛ぶんだ!カエラ!」と絶叫」
18日(金)「こころは木村カエラがテレビに映るとネフェルピトーと呟きます」
17日(木)「こころに緑色のボールを渡すとにっこり笑って大事にします」
16日(水)「こころが岩の上のカエルに「メメタァ? メメタァ?」と尋ねています」
15日(火)「こころはカエルを両手に持って部屋の中央に立っています」
14日(月)「こころは割れた忍者の人形を針と糸で直そうとしています」
13日(日)「こころの目の前でカエルはマレーシアの赤い猫人形になりました」
12日(土)「こころが「緑は、緑はどこに行った!」と叫んで号泣しています」
11日(金)「こころの居ないうちにカエルは二匹になりました」
10日(木)「こころが「お前は紫だ、絶対にそうだ」とカエルに呟いています」
09日(水)「こころがカエルの背中に忍者の人形を乗せています」
08日(火)「こころが「木村さん、買ってきました!」とカエルに餌を与えています」
07日(月)「こころはカエルにカエラという名前を付けたようです」
06日(日)「こころがカエルに話しかけています」
05日(土)「こころがカエルを包み込むように持って部屋の中央に立っています」
04日(金)「こころが「三度目の正直!」と叫びながら帰ってきました」
03日(木)「こころが「お前どこ行ってたんだ?」と言って帰ってきました」
02日(水)「こころがまた帰ってきました」
01日(火)「こころが帰ってきました」



31日(月)「こころはシャッターと網戸の食い違いに二度の眠りを費やしました」
30日(日)「こころが期日を念頭にするのは交通事故を知らない結婚式の装飾でした」
29日(土)「こころは久しぶりの出会いに新しい珈琲店で新書を小麦粉で包みました」
28日(金)「こころに君は必要ないと思うことの逆襲の不可能を想定する夕暮れ」
27日(木)「こころと白いカマキリの関係は数週間は続くと思われました」
26日(水)「こころに与えるのは他でもない与えない人の反目の裏切りでした」
25日(火)「こころの安易な油は火を消しても問題ないという暖炉の夜なのです」
24日(月)「こころの嬉しさは押し寄せる静かな重い霧に溶け込み身体を補強しました」
23日(日)「こころは積み重ねたものに積み重ねられたものとは別の感情を抱きました」
22日(土)「こころに告げられたのは悠久の毎日のなかに浮かぶ大きな鐘の響きでした」
21日(金)「こころが白い黒の染みの美しさに魅入ったとき前頭葉は舌打ちしました」
20日(木)「こころの筋肉を伸ばすときに写る列車のなかで小さな熊は水浴びしました」
19日(水)「こころに告げられたのは最後の始まりは判断と随伴の回帰という不思議」
18日(火)「こころの太っ腹は人数の少ない表の上の提出を思わず抱え込みました」
17日(月)「こころが雨の降る硝子の大粒に浸透したのは時間と灰色の安寧でした」
16日(日)「こころと一睡の労働は裸足のサンダルショーツに敬意を抱きました」
15日(土)「こころは春の熊と巨大なタンポポを海馬の小屋に招いたのでした」
14日(金)「こころに与えられる過去は明日の予感を知っている矛盾でした」
13日(木)「こころに首がない季節には、他人の首の有無は紫の種が腐るようなものさ」
12日(水)「こころの頭痛は明け方の眼のなかで表面を突き破る両腕に落とされました」
11日(火)「こころは鏡のない茶色の立方体のなかで戸惑って笑う石像になりました」
10日(月)「こころは青と赤を狙うことで残り少ない黒のひとり酒に酔いました」
09日(日)「こころが歩いていると後ろから記法に呼びとめられる午後の陽光でした」
08日(土)「こころに降る雨は無音のアスファルトに流れる蛍光灯の白い光でした」
07日(金)「こころが付き合いのなかで濃緑の海に浸る日常に生命を乖離しました」
06日(木)「こころが気にかける熱の装飾は冬に咲き誇る乾いた光の欠片でした」
05日(水)「こころを生かすには常々の死を思うことが落とし穴の短期的回避でした」
04日(火)「こころは通りを人のいない仕方で、音を色と形で地面に落としました」
03日(月)「こころに訊いたときに知ることの大きさの些細さの脈動を殺しました」
02日(日)「こころが思うのはどこにも飛び行かない肩の鳥の成長の重さでした」
01日(土)「こころは先行きの淀む緑に光の届かないのを理由に果実を土に埋めました」



30日(金)「こころの潤滑剤に諦念の酒を流すと陽光の流れは時を落ち着かせました」
29日(木)「こころが知る由もないのは当然の評価を肯定する寂莫さの肯定でした」
28日(水)「こころは二つの間違いを広大な避難所に投げ込むと薄い壁になりました」
27日(火)「こころの脆さを気遣わせで補修する午後の背後に底辺の海は広がりました」
26日(月)「こころに病気を忘れると瞳は黒い湖と透き通る身体とともにあります」
25日(日)「こころが酔いの肩に触れても、死に体に致命傷は与えられないのでした」
24日(土)「こころは傾いた皮膚の塊を支える白い羽から伸びた影のようでした」
23日(金)「こころは久々に目覚めていると死んでいたので解凍現象に落ちました」
22日(木)「こころに語りかける夜の意識は覚悟ある世界の扉と妄想の物化を含みます」
21日(水)「こころの喋りは岩盤の相対化とは異なる黒流に青い点を落としました」
20日(火)「こころが起きる雨の輝きは灰色の光と寝覚めのヨウ素液に滲みます」
19日(月)「こころは指の踊らない気持ちの抑圧を開放することができないのです」
18日(日)「こころの知らないふりは赤い傷と記憶力の忘却する切なさを含んでいます」
17日(土)「こころは荒れ狂う推論規則の五重の猛追を魔法の黒い線で割り切りました」
16日(金)「こころは穏やかな浜辺の青さに埋められて夕暮れを眠りきりました」
15日(木)「こころが「俺はこの甘さを信じないよ」と言ってチョコを舐めています」
14日(水)「こころはどこにもない薄皮の底に光を閉ざすのが趣味でした」
13日(火)「こころは猛然と走り抜ける塩分の囁きに背を向けるとクルッとターン」
12日(月)「こころに赤い蛇の舞うとき、積年の埃と狩人の巻尺は不自由になります」
11日(日)「こころに写し取られた誤りの黒い空が本棚の隅で地面を研いでいました」
10日(土)「こころは腐朽の砂城の秘密を未来の不在の青白い潮風に予感しています」
09日(金)「こころが画面の戦争に悲惨さのぬか漬けを甘めに仕上げました」
08日(木)「こころの連絡先は知らない表情に募る仮面の上塗りでした」
07日(水)「こころは三度目の横浜帰りに逢いたい愛し合いタイ米美味いの刑です」
06日(火)「こころは好きな人に好きを投げるだけで好き返しを習得したのです」
05日(月)「こころの右斜め上のお守りが椅子に座ってグッタリしています」
04日(日)「こころが庭に生えた草に「お前は花だ」と呟き続けています」
03日(土)「こころは部屋の上を片付けると何もない湖の内側で体育座りをしました」
02日(金)「こころは白い帯紐の集まりに六時間の生命を認めると記憶を削りました」
01日(木)「こころの灯りは行儀の良い大型犬の灰色の炎を立方体に整えました」



31日(水)「こころの助手席は事故の記憶を小雨の暗さに梳き流しました」
30日(火)「こころが片目を投げ捨てるとドーナツの地平に根の青い樹が伸びました」
29日(月)「こころの石段の上の影の重さは雲のない日差しの若い傘でした」
28日(日)「こころの足場の建設は外装工事のカステラと蟻の気持ちの偽りです」
27日(土)「こころは慢心の暖かさの底にある虚無の塊に想いを馳せます」
26日(金)「こころは二冊の黒い湖の砂漠で紅白の花の青さに落ち着きました」
25日(木)「こころが淡い栄光を得るたびに上昇気流は境界なき地平に吹き抜けます」
24日(水)「こころの知っている緑は青色時計の長針の未来かもしれませんでした」
23日(火)「こころは演じる身体と積み重ねの事実に郷愁の想いを馳せました」
22日(月)「こころが先送りにした揺れる二本の棒の不安は週末の静けさのなかです」
21日(日)「こころに舞い降りた虹色の水面は滲む暗闇を想起させました」
20日(土)「こころの右頬の内出血は動かない二の腕の哀しみの悪戯です」
19日(金)「こころの眠りはうきうきの三角が浮かぶのを人差し指で助けました」
18日(木)「こころは茶色い錠剤を削って薄めて風の冷たさに暖かさを閉じ込めました」
17日(水)「こころが忘れていたことを理由にしても空に太陽はあるはずでした」
16日(火)「こころはその無力さに惹かれても逃げないが受け止めもしませんでした」
15日(月)「こころの歩みは三時から机の上で座禅を組んでいました」
14日(日)「こころが背筋を伸ばすと細い目が歪んだ笑みを貼り付けました」
13日(土)「こころのこめかみを押すと赤いウレタンが硬化して脳に刺さりました」
12日(金)「こころは仙人掌が華を付けていたので宇宙の声を聞きました」
11日(木)「こころは死ぬことに眼精疲労の汗を流し眠りにつきました」
10日(水)「こころと一緒に歩いていた煙は雨に打たれて鎮静剤になりました」
09日(火)「こころの指先が特殊な膜を形成し、触ると滑らかに角を丸めます」
08日(月)「こころがため息を吐いたとたんに胸が消滅し木製の棚ができました」
07日(日)「こころの横髪が短剣になったのですが未来は切り開けませんでした」
06日(土)「こころは紫色の目に見詰められて扇子にあおがれた風になりました」
05日(金)「こころの枕の下の腕は足の冷たさ同様、埋められない布団の空隙です」
04日(木)「こころが海に枝を立てるとトンビが鳴いたので月の表情が死にました」
03日(水)「こころは檸檬を汁にすると荷台を覆う幕に染み込ませました」
02日(火)「こころは真中に置かれた緑色の壺に火薬を入れると腕を広げました」
01日(月)「こころが紙の端で囲まれて身動きが取れません」



30日(日)「こころはカラフルな金平糖の海で暗闇に塗れました」
29日(土)「こころの折れたところが再生しながら崩れ落ちています」
28日(金)「こころが鞭で背中を叩かれるたびに鞭は痩せ細っていきました」
27日(木)「こころは鉄下駄を装着すると階段に座り込みました」
26日(水)「こころが奇声を発すると周囲に木星が形成されました」
25日(火)「こころはただ駆け抜けるのみ」
24日(月)「こころが玄関で目眩を感じつつ散歩にでて電信柱になりました」
23日(日)「こころは硝子の破片で手を切ったので笑いが止まりませんでした」
22日(土)「こころは一度に七回死に、二度目に転んで泣きました」
21日(金)「こころがパァオオウッ!」
20日(木)「こころがバットで扉を殴ると部屋が崩れ落ちて部屋が現れました」
19日(水)「こころは猫にステッキを投げ付けるとおもちゃに踏まれて潰れました」
18日(火)「こころは皆にテレビの観すぎと言われたけれど嘘はつきませんでした」
17日(月)「こころが落ちてきた像の下敷きになり五分前に約二週間生活しました」
16日(日)「こころがこころの首を絞めると視界にこころの顔が」
15日(土)「こころは絡み付いた柔肌から血を抜かれてジュースをもらいました」
14日(金)「こころが嘘だといってよ、ボディ」
13日(木)「こころは差し出された串団子を食べるとそのまま昏倒しました」
12日(水)「こころの額から小さな鍵が出現するも、それは本当にただの鍵でした」
11日(火)「こころが月を散策しているとカタパルトに投げられた岩石が直撃」
10日(月)「こころはメモリィを失い、トマトのひとつになりました」
09日(日)「こころが乙女に助けを求めると、ともえ投げを喰らい三階から落下」
08日(土)「こころがやっとの思いで野伏せりになると侍に瞬殺されました」
07日(金)「こころが本屋に立ち寄ると紙が口元に張り付き窒息しました」
06日(木)「こころが自分を抱きしめた途端、ベクターが心臓を貫きました」
05日(水)「こころが水面から顔をだすと即座に幽霊船から艦砲射撃」
04日(火)「こころが意識を取り戻すとゲトルトの海で圧壊しました」
03日(月)「こころがチューリップに飲み込まれて溶けました」
02日(日)「こころはラブリィ眼帯を付けると燃え上がりました」
01日(土)「こころの塊が変動重力源に特攻して消滅しました」



31日(金)「こころは時間を食い潰すとそれを吐かないように口を縫いました」
30日(木)「こころが地面を見て歩いていると車の窓から髪の毛が伸びてきました」
29日(水)「こころが酒を飲み肉を食い人と話すと影が首を括り体液が流れました」
28日(火)「こころがお茶を振舞うと誰もいないところに誰かがいそうでした」
27日(月)「こころが布団に潜ると三体の人形がこちらを見ながら欠伸をしました」
26日(日)「こころは四コマ目で飛び交う台詞に塗り潰されました」
25日(土)「こころが辺りを見回すと音がぎしぎしと周りを取り囲みました」
24日(金)「こころが静かに黒い鏡面を眺めていると電話が鳴って巨大化しました」
23日(木)「こころが三畳の部屋で煙草を吸うと九体の人形が話し始めました」
22日(水)「こころが黒板の前に座ると机の周りに三体の人形が出現しました」
21日(火)「こころは首をゴムで絞めるとそのまま落ちました」
20日(月)「こころが「メインディッシュは黒豚で」と言っていました」
19日(日)「こころが人の不幸をお好み焼きとワインに混ぜて飲食しています」
18日(土)「こころが電話を耳に付けると生気が流れ込んできました」
17日(金)「こころは立ち上がると傍にあった灰色の箱を蹴り壊しました」
16日(木)「こころが椅子に座ると「クルッポゥ」と鳴き声がしました」
15日(水)「こころが忘れ箱を身近な人に投げ付けて知らん顔」
14日(火)「こころが忘れ箱を二個製作」
13日(月)「こころが車に乗り込むと後部座席で石像が座って泣いていました」
12日(日)「こころがひときわ茶色い石像に寄りかかり地面に目線を落としました」
11日(土)「こころが静かに鍵盤を押さえると小さな石像が溶けました」
10日(金)「こころがあたりを見回すと五体の薄茶色の石像が立っていました」
09日(木)「こころは白い壁を突き抜けると砂の上に倒れこみました」
08日(水)「こころが空を見上げようとして思い留まりました」
07日(火)「こころは息を止め、そして走り出しました」
06日(月)「こころが「グリコエビ」です」
05日(日)「こころが「俺の表情は暗い、しかし明るい」と言っています」
04日(土)「こころが天狗の面を付けた状態で蛍光灯に照らされていました」
03日(金)「こころが笑い続けています」
02日(木)「こころが怒りの仮面を作っています」
01日(水)「こころが「ハサミるという動詞を考案した!」と言ってガッツポーズ」



28日(火)「こころが遠心力でハサミになりました」
27日(月)「こころが「チョキチョキ!チョキチョキ!」と言いつつ回っています」
26日(日)「こころが椅子に座ってクルクルと回っています」
25日(土)「こころの左手が珈琲に右手が煙草に頭が紫色の樹になりました」
24日(金)「こころは紫色の樹に寄り添うことで他のことから目を背けています」
23日(木)「こころが紫色の樹をじっと見ると樹が透けました」
22日(水)「こころが紫色の樹を抱擁していると日が暮れ始めました」
21日(火)「こころが紫色の樹になった青い林檎で栄養を取っています」
20日(月)「こころが紫色の樹の下で酸欠に陥っています」
19日(日)「こころの持ってきた紫色の丸いものが生長して樹になりました」
18日(土)「こころが紫色の丸いものを持って帰ってきました」
17日(金)「こころが崩れ落ちて風に流されていきました」
16日(木)「こころが「は!」と目を開いたら、そこには一本の丸太が」
15日(水)「こころが招き猫の肩にそっと手をかけキスしました」
14日(火)「こころが招き猫と「ゼロを合わせて…無限。」をやっていました」
13日(月)「こころが招き猫とお茶を飲みながら談笑しています」
12日(日)「こころが爪切りをねじ伏せ「そうはさせるか!」と言っていました」
11日(土)「こころは爪切りに挟まれたことを忘れているようです」
10日(金)「こころが爪切りに挟まれてなにか大事なことを忘れました」
09日(木)「こころが爪切りに座っています」
08日(水)「こころがマレーシアの赤い猫人形になりました(二度目)」
07日(火)「こころの右腕が落ちていた林檎に襲い掛かりました」
06日(月)「こころの右腕が唸っています」
05日(日)「こころが久々に『寄生獣』を通読し「俺、大人になった」と号泣」
04日(土)「こころが小声で「モルスァ」みたいなことを言ってゆれていました」
03日(金)「こころがふらふらとゆれています」
02日(木)「こころが3センチほど宙に浮いていました」
01日(水)「こころが地面を凝視」



31日(火)「こころが立ち上がりながら溜め息を吐いています」
30日(月)「こころが自分の手のひらをさすりながら街灯を眺めています」
29日(日)「こころが手を地面に打ち付けて号泣」
28日(土)「こころが三点倒立しようとしています」
27日(金)「こころが人差し指を立てて「こうなる」と言っていました」
26日(木)「こころが「速度と速さというのは……」と説明しつつ転倒しました」
25日(水)「こころが一心不乱に後ろ走り」
24日(火)「こころが時計の針を戻しつつ後ろ歩きしていました」
23日(月)「こころが「メンデル」と呟いた途端、周囲がしわしわになりました」
22日(日)「こころが愛情と性行為に関して沈思黙考」
21日(土)「こころが「そろそろ痛いわ」って真顔で言っていました」
20日(金)「こころが曇り空を見上げて「ニャンマゲ」と呟いていました」
19日(木)「こころが「俺の弱みは、甘い、ぜ」ってウィンクしていました」
18日(水)「こころ、23時59分59秒、明日に向かってジャンプ」
17日(火)「こころが「俺、死ぬわ」と言って横目でちらちらこちらを見ています」
16日(月)「こころが「こころ、完全に沈黙しました!」と言って爆笑」
15日(日)「こころが「毒と薬というのは……」と説明しつつ痙攣しています」
14日(土)「こころが屍毒に冒されました」
13日(金)「こころがウンボゴ族伝統の「狩猟前の花嫁」を踊っています」
12日(木)「こころが電線に絡まって感電しています」
11日(水)「こころが「揚力っていうのはな……」って説明しています」
10日(火)「こころがおもむろに浮きました」
09日(月)「こころが風の息遣いを感じています」
08日(日)「こころが「雪か!? いや、砂糖だ!」と言って塩の山にダイヴ」
07日(土)「こころが「目をっ、香水に目をやられた!」と悶えていました」
06日(金)「こころが「俺は陣五郎じゃねぇんだぞ」って怒っていました」
05日(木)「こころが溶けました」
04日(水)「こころが「雪だ!」と言って塩の山にダイヴ」
03日(火)「こころが布団に手を打ちつけて泣いています」
02日(月)「こころが煙草を煮ています」
01日(日)「こころが人生を見失っています」



31日(土)「こころが近所の鳥を励ましてまわっています」
30日(金)「こころが執拗に柿の種をぼりぼり喰っています」
29日(木)「こころが晦日イヴを祝っています」
28日(水)「こころが正座して小さな招き猫と怪しい話をしています」
27日(火)「こころが「これだからスウェーデン人は」って言ってました」
26日(月)「こころが起き抜けに辺りを見回し舌打ちをしていました」
25日(日)「こころが空中に浮かんだお面となにかを相談しています」
24日(土)「こころが殺伐とした面持ちで祝いと呪いに関して語っています」
23日(金)「こころが猛烈に九字を切っています」
22日(木)「こころが手と手を合わせてにやっとしていました」
21日(水)「こころが塩を舐めています」
20日(火)「こころの喋り方に生気が感じられません」
19日(月)「こころが末端冷え性に悩まされています」
18日(日)「こころがアリゲーターに呑まれています」
17日(土)「こころが陽だまりを探し求めています」
16日(金)「こころに赤い花が咲きました」
15日(木)「こころが鍋を指差し「これ、亀なんだぜ」って言ってました」
14日(水)「こころが謎の鍋料理を作っています」
13日(火)「こころが踏み台を指差し「これ、亀なんだぜ」って言ってました」
12日(月)「こころが踏み台昇降運動に明け暮れています」
11日(日)「こころが帰ってきません」
10日(三)「こころが鶴になって飛んでいきました」
10日(二)「こころが和風の謎の箱を凝視しています」
10日(一)「こころが亀と殴り合っています」
09日(金)「こころが亀と交渉していました」
08日(木)「こころが竜宮城に旅立つ準備をしています」
07日(水)「こころが街路樹と意思疎通を図っています」
06日(火)「こころが道端で緑色の目玉を拾いました」
05日(月)「こころが沼に潜っています」
04日(日)「こころが袋のなかを覗いています」
03日(土)「こころがこっそり物置でなにかを飼っています」
02日(金)「こころが穴を掘り続けています」
01日(木)「こころがガソリンを買っていました」



30日(水)「こころが川原で石を売っています」
29日(火)「こころが霊柩車に乗っていました」
28日(月)「こころが雪乞いをしています」
27日(日)「こころが椎骨動脈の位置を確認しています」
26日(土)「こころが手塚治虫を読んでいます」
25日(金)「こころがカラスと喋っていました」
24日(木)「こころが「LUPIN THE THIRD」を熱唱しながら号泣しています」
23日(水)「こころが雨に打たれています」
22日(火)「こころが自動販売機のボタンをふたつ同時に押していました」
21日(月)「こころが白土三平を読んでいます」
20日(日)「こころが諸星大二郎を読んでいます」
19日(土)「こころがつげ義春を読んでいます」
18日(金)「こころがシーツを引かずに布団で寝ています」
17日(木)「こころがひたすら飴を舐めています」
16日(水)「こころが目覚まし時計の電池をどこかに隠しています」
15日(火)「こころがお風呂の水を抜いています」
14日(月)「こころが爪を切っています」
13日(日)「こころが手頃な樹を探しています」
12日(土)「こころが首に縄を巻いています」
11日(金)「こころが豆腐の角に頭をぶつけました」
10日(木)「こころがお味噌汁の具になっていました」
09日(水)「こころが捻挫しました」
08日(火)「こころが階段で転びました」
07日(月)「こころが屋上から地面を眺めています」
06日(日)「こころが瓶の中に」
05日(土)「こころが左手首を切りました」
04日(金)「こころがマレーシアの赤い猫人形になりました」
03日(木)「こころがサライを歌っています」
02日(水)「こころが水に流されました」
01日(火)「こころがやってきました」